摂食障害は、過食・嘔吐を繰り返してしまう心因性の症状です。
摂食障害は女性の方が多く、
それは親と子の関係性による影響が大いにあります。
摂食障害は女性の親は、過保護・過干渉であることが多くあります。
それは、なぜでしょうか?
女性が幼少期に過保護・過干渉な親のもとで育つと、
なんでも親の言う通りにしなければならず、
自分の感情を抑え込んでしまうようになることがあります。
それは、なんにでも『こうしなさい』『あぁしなさい』と親が口をはさむので、
"愛されるためには、言う通りにしないといけない"
と思い自分の気持ちを幼少期から抑え込んでしまいます。
そして、ありのままの自分ではなく、親の望むような娘になることを優先し
ありのままの自分を否定してしまいます。
でも、その抑え込んだ感情は消えるわけではないため
心のSOSとして摂食障害の症状が出てきます。
過保護・過干渉な親のもとで育った女性は、
親に愛されようと、
〇 自分が感じたいように感じてはいけない
〇 親が望むように感じなければならない
と、自分の気持ちと感情を抑え込んでしまいます。
また、親の望むような娘になるために、ありのままの自分を否定してしまいます。
でも、これらの心の反応は無意識のため、ご本人にそうしている自覚はありません。
また、幼少期から自分の気持ちと感情を抑え込んできたため、
それが当たり前になりご本人は自分の気持ちと感情を抑え込んでいる自覚はありません。
そのため無意識下での反応のため、どうして過食・嘔吐を繰り返してしまうのか
ご本人も分からないと思います。
もちろん親も悪気がある訳ではありません。
子供のために良かれと思って一生懸命に接した結果、なんでも子供のことに構ってしまうのです。
そして、ご本人に自覚はなくても、その抑え込んだ感情は消えるわけではないため
心はずっと悲鳴をあげて耐えており、その"心のSOS"として摂食障害の症状が出てきます。
なので、摂食障害の原因はダイエットではなく
自分の気持ちや感情を抑えこんでいることと、
ありのままの自分を否定してしまっていることです。
ダイエットは摂食障害のきっかけに過ぎず、
根本原因ではありません。
そのため、どんなに痩せてても摂食障害が終わることがなく、
繰り返してしまいます。
では、自分の感情と気持ちを抑え込んだ親が過食・嘔吐を繰り返すのはなぜでしょうか?
それは、吐くことで抑え込んだ感情や気持ちを出す代替えにして、
自分の感情と気持ちを抑え込んでいるストレスの発散にしています。
感情を出した後のスッキリ感と吐いた後のスッキリ感が似ており、
吐くこととで、感情を出せないことの代替えにしているのです。
吐くことは、自分の存在や命を否定していることです。
それは、親の望むような娘になれない
自分の存在を否定してしまっています。
そのため、ビリーフチェンジで自分の存在や命を認めるためのセッションも行います。
実際のビリーフチェンジの摂食障害に対するセッションでは、
〇 自分の命・存在を認められるようになるセッション
〇 自分の感情と気持ちを感じられるようになるセッション
〇 ありのままの自分を受け入れられるようになるセッション
そして、必要であれば、
〇 過保護・過干渉だった親から心的に離れて自立する決断をするセッション
と何回かの回数と時間がかかります。
それでも、ビリーフチェンジは根本的な心の原因そのものを扱うので、
効果が高いのと効果が持続して戻らないため摂食障害を繰り返さず、
根本的な改善に向かっていけます。
ビリーフチェンジのより詳しい説明は下記の赤いボタンよりぜひご覧ください。
それでは、お会いできる時を楽しみにしています。
対人恐怖症、あがり症、摂食障害、うつ病、強迫性障害は生まれついてのものではありません。
それには原因があります。その原因を改善し根本解決することができます。