夫婦と恋人はやっぱり違います。
一番大きな違いって『家族』になることだけど、
『家族』になることで、夫も妻もお互いに心の中で相手を見る目が無意識にかわる。
結婚してから
「こんな人だとは思わなかった・・・」
「結婚したとたん性格が変わった・・・」
「男とは(女とは)見れない・・・」
なんてこと思ったことないですか?
これは
『すれ違う夫婦の方程式』
が関係しています。
『すれ違う夫婦の方程式』とは
自分の原家族と関係性の“もつれ”を抱えたままの人の多くは、
結婚してできた自分の新しい家族の中に
問題のある自分の原家族のパターンを無意識に再現してしまいます。
特に“もつれ”が両親との関係性である場合、
私たちは無意識に問題を抱えた母親や父親と同じ特性を持つ異性を
自分のパートナーに選ぶことで、原家族が抱えていた問題を
自分の新しい家族の中でも繰り返してしまいます。
・ 家族を顧みることなく仕事一辺倒だった父親の娘が、 仕事中毒の男性と結婚する。
・ 男性関係にだらしのない母親に育てられた息子が、 浮気性の女性と結婚する。
・ ギャンブル好きで仕事をせずに借金を作る父親に育てられた娘が、 借金まみれの男性と結婚する。
・ 病気が原因で家庭や子どもの世話ができない母親の家庭に育った息子が、いつも病気がちな女性と結婚する。
・ 酒を飲んで暴力を振るう父親の家庭で育った娘が、妻や子どもに暴力を振るう男性を結婚する。
本来、あなたとパートナーとは対等な関係にあるはずです。
パートナーはあなたにとって、
お世話やおせっかいをしなければならない子どもではないし、
なんでもわがままを聞き入れてくれる面倒見の良い親でもありません。
もしも、あなたが結婚生活で同じパターンの失敗を繰り返していたり、
夫婦間で同じパターンの喧嘩や問題を繰り返している場合には、
あなたがパートナーに対して親代わりを期待していないかどうか、
あるいは、
パートナーがあなたに対して
パートナーの親代わりを期待していないかどうかをチェックしてみてください。
もしも当てはまる場合には、
なぜあなたがそのような相手を自分のパートナーとして選んでしまったのか、
その理由についても考えてみて下さい。
きっと、自分と両親との関係性に原因となる“もつれ”が見つかるはずです。
そして、そのことに気づいただけでも大きな差が生まれると思います。
もし必要ならビリーフチェンジ・セラピーを受けて
プロの力を借りてください。
ビリーフチェンジ・セラピーは
そのあなたと両親との関係性の”もつれ”を解きほぐします。
もし、あなたがパートナーに親の代わりをもとめず
『○○さん(パートナーの名前)』っていうパートナーの
ありのままの姿で見ることができたらどんな姿に見える気がしますか?
それができたらパートナーとの関係はどうなる気がしますか?
今後 どんな夫婦でいられる気がしますか?